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大阪桐蔭野球部を嫌いなアンチの理由を紹介!選手集めすぎ・強すぎるなどの声


高校野球界における最強、絶対的王者に君臨している大阪桐蔭野球部。

2022年度も他校を寄せ付けない試合内容、結果で圧倒していますね。

ですが強すぎる存在ゆえに、一部から「嫌い!」という声が上がっているのも事実。

このページでは、そんな大阪桐蔭アンチの意見・嫌いな人の主な理由などを取り上げています。

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大阪桐蔭野球部のアンチ・嫌いという人の理由について

大阪桐蔭野球部のことが嫌いという人について、その具体的な理由を調査してみました。

アンチの意見としては主に3つに分かれているようで、それらを以下で紹介していきます。

全国から有望選手をかき集めすぎて卑怯・ずるい!

なぜ大阪桐蔭のことが嫌いなのか、その理由として一番多いのが「選手を集めすぎてずるい」「寄せ集めで卑怯」ということですね。

では実際大阪桐蔭野球部の、2022年夏の甲子園メンバー18人をみてみると、

・川原嗣貴
・丸山一喜
・砂川佑真
・青柳佳佑

地元である大阪出身者は、たった4名しかいません。

それ以外の選手は、近畿・関東・九州など県外の選手ばかりで出身地はバラバラ。

この事実をみると、選手をかき集めているという側面は否めないでしょう。

そんな大阪桐蔭野球部にはスカウトで勧誘された選手しか入部することができず、1学年の定員は20名前後。

そのスカウト自体、野球部の監督である西谷浩一さんが直々に行っています。

西谷監督は情報網を常に張り巡らせ、時間があれば有望な選手の試合を直接見に行っているようですね。

そこで西谷監督から声をかけられるのは、県選抜や地方選抜、はたまた中学年代の日本代表の選出経験がある超エリートです。

中学生時代から抜きん出た実力、成績を持っている選手しか勧誘されることはありません。

こんな感じなので、「県外から選手を寄せ集めすぎてやり方が汚い」「卑怯すぎるから嫌い」というアンチな意見が出るわけですね。

また他のチームの指導者・関係者からも、「大阪桐蔭はやりすぎ」と非難する声も上がっているとか。

実際に、元横浜高校・野球部部長だった小倉清一郎さんは、

高野連はそろそろ県外出身者の野球留学を規制するルールを作る時期に来ている。例えばスタメンの県外出身者は4人までにするとか

というように学校の名指しこそしていませんが、以上のようなことを口にしています。

なんとなくですが、地元出身者で選手を固めるのが理想という風潮はありますよね。

なので「大阪桐蔭は県外から集めまくってセコイ」という否定的な声も分からなくはありません。

ですが現在のところ勧誘等に関しての規制はありませんし、そこは完全な自由競争です。

そして高校野球界における一大ブランドであることも事実です。

なので野球好きの小さい子供が、大阪桐蔭のユニフォームに袖を通すことを夢見るのも仕方ありません。

実際にプロ注目の2年生で滋賀県出身の前田悠伍投手は、小学生の時から大阪桐蔭に入って甲子園に行くことが目標だったそうですね。

なによりレベルの高い競争や、野球に打ち込める環境などすべてが整っています。

そして大阪桐蔭に入部して活躍することができれば、甲子園は現実的な目標ですし、その先のプロも見えてきます。

であればスカウトされた中学生が、「自分の力を試したい」となるのも無理はないでしょう。

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強すぎるから試合がつまらない・面白くない!

大阪桐蔭のアンチの人たちの声の中には、「強すぎるから面白くない」「試合がつまらない」というのも多いですね。

高校野球界の中でもラスボス的な存在であり、一強過ぎるのが面白くない様子です。

たしかに今回の夏の大阪予選の結果を見ると一目瞭然ですが、

・2回戦「大手前」:10-0

・3回戦「関大北陽」:7-1

・4回戦「大阪」:6-0

・5回戦「東海大仰星」:8-0

・準々決勝「大阪電通大高校」:8-0

・準決勝「上宮」:8-0

・決勝「履正社」:7-0

というように、予選を通じて54得点・1失点という結果で優勝しています。

参加数が多くレベルも全国トップクラスといわれている、大阪大会を圧勝するぐらい強いわけですね。

なので「勝ち負けが分かっているから面白くない」「結果が分かっていてつまらない」「一方的過ぎて嫌い」という意見が上がるわけです。

また対戦相手を無慈悲にボコボコにしていることから、「空気を読め」「やりすぎ」「負けろ」という声も少なくありません。

これらについて一番多いのが、強さに対する嫉妬でしょう。

自分の応援しているチームが、大阪桐蔭には手も足も出ず負けることが大半ですからね。

あと高校野球は最後までどっちのチームが勝つか分からない、白熱した名勝負を好む人が多いですよね。

そういう人からすれば相手を冷徹に叩きのめす、強すぎる学校の試合はつまらないしウンザリ。

または見ていて腹が立つ、負けてほしいと願う人だって少なくないでしょう。

ですが大阪桐蔭の選手からしてみれば、一生懸命に戦った結果にすぎません。

彼らは1人1人が野球に対する意識が高く、また部内での競争は異次元のレベルにあります。

なので試合に出場したとして一瞬たりとも油断できませんし、怠慢なプレーは許されません。

結果が出せなければ、すぐにでもレギュラーはく奪・ベンチ外となってしまうのですね。

だからこそ無慈悲に相手チームを叩きのめすこともありますが、それは真剣勝負の結果に過ぎないのですね。

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高校球児をロボットのように管理・教育している!

大阪桐蔭の選手管理の仕方について、「厳しすぎる」「ロボットじゃないんだから」という野球ファンの声もあります。

これは寄せ集めた選手を厳重に管理、教育していることについて言及しているのでしょう。

たしかに大阪桐蔭野球部の厳しさは、野球ファンの間でも有名な話ですよね。

具体的にいうと部員は全員寮に入り、「寮内は24時間カメラで監視」「外出禁止」「スマホ、携帯禁止」「恋愛禁止」など過酷な規則・ルールが存在します。

実際に一般的な高校生が経験する青春なんてものはありません。

授業以外は生活のすべてを、野球に集中させているわけですね。

なので「厳しすぎる」「そこまでして勝ちたいのか」という意見は多く、一部では「児童虐待では?」というアンチもいるぐらいです。

実際に日本の高校野球部で、一番厳しいといっても過言ではないと思います。

ですが基本的に、選手は自分の意志で大阪桐蔭に入学しています。

先述していますが大阪桐蔭野球部の過酷さは周知の事実ですし、それを本人たちが望んで入っているわけですね。

逆にいえば、ここまで野球だけに集中できる環境は他にないともいえるでしょう。

そしてこれも事実ですが、過酷さについていけずに退部する部員はほぼいないとのこと。

つまり最初から何もかも覚悟して入学・入部しているので、どれだけ厳しくても脱落する人間が極めて少ないのです。

また野球部OBの話を聞いても、「時間が戻ったとしても大阪桐蔭に入りたい」と口をそろえて言うぐらい。

無関係の人間からすれば地獄のような環境に思えますが、本人たちからすればそんなことはないようですね。

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それでも大阪桐蔭には大勢のファンがいて大人気!

ここまで大阪桐蔭野球部が嫌いというアンチの意見・理由を紹介してきました。

もちろん好き嫌いは自由ですし、一部では否定的な声があることも事実でしょう。

ですがそんなネガティブな意見も何のその、高校野球界での大阪桐蔭の人気は正直スゴイのひとこと。

現在は世界情勢的なこともあるので断言はできませんが、かつてなら公式戦で球場が満員になるのは普通。

スタンドが大阪桐蔭ファン一色で埋まります。

仮にこれがただの練習試合であっても、全国から大勢のファンが駆け付けますからね。

それが甲子園ともなれば長蛇の列となり、チケットを入手するために徹夜組が出るぐらい。

ですから選手を全国からかき集めてずるい、強すぎるから面白くないなんて声もなんのその。

毎年のようにプロ選手を輩出し、毎試合で超高校級ののプレーを見せてくれるエリート集団。

なので名勝負や勝敗うんぬんではなく、大阪桐蔭の試合を見たい人が多いということでしょう。

この事実がまたアンチや否定的な意見を生む引き金になるのですが、多くのファンを惹きつける魅力・人気があることも事実なわけですね。