東京五輪にて20km競歩に出場する、山西利和(やまにしとしかず)さんが注目を集めています。
オリンピック選考試合だった世界陸上での圧倒的な勝ち方から、今大会でも金メダル最有力候補です。
また出身大学は京都大学という、高学歴アスリートとしても有名ですね。
このページでは山西利和さんの家族構成、生い立ちを含めた学生時代の話、結婚や彼女など恋愛関係をピックアップ!
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山西利和は結婚してる?熱愛中の彼女や恋人はいるのか?

ここまで山西利和(やまにしとしかず)さんといえば、京都大学卒業のオリンピアンです。
しっかりした両親の元で育ち、本人の明晰な頭脳と努力の甲斐もあり、超一流のアスリートに成長。
文武両道で学歴についても申し分ないですが、よりプライベートな恋愛についての話はどうなっているのでしょう?
まず結婚に関してですが、山西利和さんは未だ独身で、嫁妻や子供などはいません。
2021年現在での年齢は25歳ということで、奥さんをもらって身を固め、家庭を持つというには少し早いのかもしれませんね。
東京五輪後にどうするのかの去就は不明ですが、年齢的には2024年のパリオリンピックを目指すことも可能でしょう。
また会社員として仕事もしていますし、今は結婚相手を探すよりは競技に集中したいというのが本音かもしれませんね。
次に山西利和さんには付き合っている彼女がいるのか、女性との恋愛関係はどうでしょう?
これについても四方八方調査しましたが、熱愛中の恋人・特定の交際相手がいるなどの情報は見つかりませんでした。
ただでさえアスリートの恋愛は難しいのですが、山西利和さんの背景を調べるとかなり真面目な性格の持ち主であることが伺えます。
なので仕事・競歩・彼女と3つを同時並行するのは、もしかしたら厳しいのかもしれませんね。
とはいえ山西利和さんは就職先企業も安定していますし、身持ちも固いと思います。
なので生活がひと段落着いたら良きパートナーを見つけ、結婚してもらいたいと個人的には思います。
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山西利和の家族構成について
まずは山西利和(やまにしとしかず)さんの家族に関する情報をみていきましょう。
山西利和さんの家族構成は、父親・母親・本人・弟の4人家族です。
以下で、1人1人の詳細を取り上げていきます。
山西利和の父親は?転勤族で引越しが多かった!
どうやら山西利和さんの父親は、転勤の多い職業に就いていたようですね。
というのも山西利和さんは、父の仕事の都合で小さい頃から幾度となく引越し・転校を繰り返しています。
具体的には、
・0歳~幼稚園:京都府長岡京市
・幼稚園~小学校2年生:東京都港区
・小学校2年生~中学校1年生:静岡県静岡市
・中学1年生~:京都府長岡京市
という感じで、本当に転々としています。
次にお父さんの教育方針ですが、最初のきっかけを与えるも、最終的には子供の自主性に任せるといった感じのようです。
具体的なエピソードとしては、山西利和さんは小学生の時にまったく泳げなかったそうです。
その様子をみかねた父親は、数日間という短期のスイミングスクールに連れて行きます。
そして期間が終わった後、継続するかどうか本人の意思を確認したとのこと。
結果、山西利和さんは水泳を習いはじめ、人並み以上に泳げるようになったとか。
そういった教育が功を奏したのか、両親から勉強を促されなくても自然と机に向かうようになっていました。
息子を京大に行かせるぐらいですから、さぞや教育熱心かと思いきやそうでもないようです。
そんな父親に対し山西利和さんは、小学校3年生の時は公文式、小学校5年生の時には学習塾に、自分から行きたい旨を申し出る子供だったそうです。
山西利和さんの父親は一般人なので、パーソナルな情報は分かりませんが、恐らくは頭の良い優秀なサラリーマンだったと思われます。
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山西利和さんの母親は?ごく普通の主婦?
次に山西利和さんの母親について。
転勤の多い旦那に付いていってるわけですから、特定の仕事はしておらず専業主婦だった可能性が高いです。
このお母さんもタレントではないので詳細は不明ですが、どうやらごく普通の母親だったみたいですね。
さらに父親同様、子供の考えを尊重する息子想いの母親です。
エピソードとしては、山西利和さんが京都大学4回生のころ。
その当時は世界大会に出場することもできないレベルだったので、競歩を続けるのか大学院に進むのか本人は悩んでいました。
そこで母親に相談したところ親身に話を聞きながらも、自分が好きなようにすることを促したそうです。
結果、山西利和さんは大学院には進まず就職し、それ以降にメキメキと頭角を現して日本代表にまで上り詰めます。
また山西利和さんは大学を卒業するまでずっと実家暮らしで、社会人になってから初めて一人暮らしをしました。
その時に自宅の部屋があまりにも散らかっていたことに、「息子は大丈夫なのだろうか?」と心配したそうです。
こんな感じで、子供を愛するどこにでもいるお母さんですね。
山西利和さんは自国開催のオリンピアンで、しかもメダル候補に上がるほどのアスリート。
ですがそのご両親は、特別になんらかの英才教育を施したというわけではなさそうですね。
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山西利和の兄弟は?優秀な兄を持つ弟!
山西利和さんには弟が1人いるようですが、この人物については情報が全く見つかりませんでした。
ですが先述したように、山西家は転勤族である父親の都合によって、引越し・社宅暮らしが続きました。
転々とする生活をしていると友達もなかなか作りにくいと思います。
ですが山西利和さんは、近所の友達とよく野球をするなど活発な少年だったようですね。
なので弟さんも兄の背中を追うようにして、一緒に外へ飛び出して遊んでいたのではないでしょうか。
また兄に見習って、文武両道で優秀な成績をおさめていたのだと推測します。
それにしても京都大学卒のオリンピック選手を兄に持つなんて、家族・弟としてさぞや鼻が高いでしょうね。
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山西利和の学歴について
山西利和(やまにしとしかず)選手は、京都大学卒業にして自国開催のオリンピアンです。
一体どのようにして高学歴オリンピアンが生まれたのか、その生い立ちや学歴をみていきましょう。
山西利和の出身中学は「長岡第三中学校」

山西利和さんの中学校時代についてみていきましょう。
まず5年近く過ごした静岡から、もともとの出身地である京都府の長岡京市へ戻ります。
とはいえ同じ市内でも生まれ故郷とは全然違う場所だったので、新しい土地に移住するのと同じ感じだったとか。
そして山西利和さんの出身中学校ですが、これは「長岡京市立長岡第三中学校」です。
厳密にいうと、中学校1年生の1学期までは静岡の学校に通学。
夏休みが終わった2学期からという中途半端なタイミングでの転校だったようです。
そして山西利和さんは長岡第三中学の陸上部に入部。
中学の部活の種目には競歩はなかったので、主には長距離を走る選手だったとか。
なにはともあれ生まれて初めて本格的に運動を行ったのが、この中学時代の陸上部です。
後にオリンピックにも出場するぐらいですから、さぞやすごい記録を残しているかと思いきや、陸上の長距離選手としてはごく平凡な選手だったとのこと。
また山西利和さんは、中学時代から勉強の面でも優秀でした。
部活が終われば大手の学習塾に通い、予習・復習としっかり勉強するタイプの中学生だったそうですね。
なので常に、学年でトップ5には入っているぐらいの高い学力があったようです。
あとこれは余談ですが、長岡第三中学校の卒業生の中には、なでしこジャパンで正GKを務め、女子ワールドカップで優勝・世界一の経験を持つ「海堀あゆみ」さんがいます。
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山西利和の出身高校は京都の名門「堀川高校」

次に山西利和さんの出身高校ですが、これは「京都市立堀川高校」になります。
この堀川高校は偏差値66~73ということで、京都府の中でも洛南高校に次ぐ超有名な進学校ですね。
優秀な生徒たちが数多く集まる名門なだけあって、のびのびとした自由な校風が特徴のようです。
そして特に京都大学への進学率が全国でもトップクラスの学校で、毎年40~50名もの合格者を輩出しています。
山西利和さんも受験前から京大に行くことを考え、堀川高校を志望したとのことです。
そしてこの高校にて競歩という陸上競技をはじめて目にするのです。
最初は中学同様に陸上部に入部して長距離を専門にしていましたが、1年の途中で競歩に興味を持ったとのこと。
なんでも陸上競技なのに、フォームの判定や失格があるところが面白いと感じたそうです。
陸上部の顧問で恩師となる船越康平さんの勧めもあって、競歩をはじめることになったのです。
真面目な性格ゆえの努力と船越さんの適切な指導のおかげで、転向後はメキメキと力を付けていきました。
そして山西利和さんが高校3年生になった2013年7月、ウクライナで開催された世界ユースに10000m競歩で出場し優勝します。
競歩競技において、日本人が世界一・金メダルを獲得したのはこれが初。
さらに同年の全国高校総体では、5000m競歩で大会記録となる20分55秒24で優勝し、見事に有終の美を飾ります。
このように競歩の世界で高校生として断トツの結果を出した山西利和さんの元には、関東の複数の大学からスポーツ推薦の誘いもあったようですね。
ですが競技を引退した後のことも考え、当初希望していた京都大学を受験します。
3年生になっても模試ではずっとE判定だったようですが、執念の粘りをみせて見事現役で京大に合格したのです。
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山西利和は京都大学で何学部?京大時代のエピソード
山西利和さんは2014年4月に京都大学工学部に入学後、当然ですが陸上部に所属します。
また京大陸上部は世界選手権出場者や、学生トップランナーを生み出すなど、なかなかの強豪大学です。
しかし競歩においては専門のコーチがいなかったため、高校の部活の顧問だった船越康平さんに引き続き指導をしてもらっていました。
実家から通える範囲にあり自由度が高い大学生活においては、高校生時代よりも学業との両立がしやすくなったとのことです。
またマスコミ・メディアから高学歴なアスリートということで、「京大ウォーカー」と名付けられ世間からの注目を受けました。
ですがトレーニングをすればするほど右肩上がりだった高校時代とは裏腹に、京大時代はアスリートとして伸び悩んでしまいます。
というのも山西利和さんは、大学4年間で世界レベルの選手になることが目標でしgた。
ですがインカレやユニバーシアードなどの国内の大会では勝つことができても、世界では勝てないどころか挑戦すらできなかったのです。
具体的には、2016年のリオ五輪、2017年の世界陸上への出場権を逃したことですね。
成績が振るわなかった理由に度重なる怪我もありましたが、結果的には大学で自分が目指していた場所にたどり着くことはできませんでした。
そこで山西利和さんは、競技からの引退も考えたそうです。
またこれは前述していますが、京大工学部の学生の多くは大学院に進学します。
そういった現実的なことを踏まえた上で、進路について山西利和さんは選択を迫られたのですね。
その結果、京大大学院に進む道は断念して企業へ就職し、実業団として競歩を続けることになったのです、
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山西利和(やまにしとしかず)さんの就職先は、トヨタ自動車のグループ会社である「愛知製鋼」で、所属は商品開発部とのこと。
志望動機としては、日本国内では珍しく愛知製鋼の陸上部には競歩部門が存在しているという理由が大きいでしょう。
そして現在は京都を離れ、会社の本拠地である名古屋で寮に入って一人暮らしをしています。
社会人アスリートとしての山西利和さんの1日のスケジュールですが、まず朝に自主練を行ってから出社。
社員としての仕事を15時~16時ぐらいまでこなした後に、夕方から競技の練習を行っているようです。
そしてこの愛知製鋼陸上部には、鈴木雄介選手(世界陸上50km競歩で金メダル)、荒井広宙選手(リオ五輪で銅メダル)を育てた、内田隆幸コーチという名伯楽が存在します。
その内田コーチにフォームの細かい調整や歩形のチェックなど、マンツーマンで指導を受けているそうです。
また高校~大学時代の恩師でもある船越康平さんにも、競技中の自分の動画を送り、いまだにアドバイスをもらっているとか。
そんな素晴らしい2人の指導者の教えを総合的に取り入れ、効率的な練習を積み重ねた結果、山西利和選手は大きな結果を出します。
まず2019年3月に行われた「全日本競歩能美大会(石川県)」の20km競歩で優勝し、世界選手権の日本代表に内定。
さらに2019年6月の「国際陸連競歩GP(ラコルーニャ)」の20km競歩でも優勝、ちなみにこれは日本人史上初の快挙。
そして迎えた2019年10月「第17回世界陸上選手権(ドーハ)」の20km競歩にて、悲願の優勝を達成、これも日本人初です。
この世界陸上での結果をもって、山西利和さは東京五輪代表にも内定します。
国際情勢的に難しい中での開催ですが、それでもれっきとしたオリンピックの舞台。
さらに25歳ということで陸上選手としては脂が乗りに乗っている時期での挑戦なので、金メダルへの期待はいっそう高まっています。
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山西利和に関するこのページのまとめ
以上、競歩20kmの日本代表である山西利和(やまにしとしかず)さんについて紹介してきました。
最後に簡単な要約をまとめとして載せておきます。
・父親は職業がら転勤族で引越しが多かった
・母親は息子想いのごく普通の主婦
・両親の教育方針は最初にチャンスを与え、あとは自主性に任せるといった感じ
・兄弟は弟が1人
・出身中学は「長岡第三中学校」で部活は陸上で長距離選手だった
・出身高校は「堀川高校」となり、ここで競歩を知り山西利和選手が誕生する
・高校時代に世界ユースで金メダルを獲得
・さらに学業も優秀で京都大学工学部に現役合格
・「京大ウォーカー」として注目を浴びるが、大学時代は怪我もあって伸び悩む
・京大大学院には進学せず「愛知製鋼」に就職、実業団として陸上部に所属
・社会人になって飛躍的に実力を伸ばし、2019年ドーハの世界陸上で金メダルを獲得し東京五輪にも内定
・山西利和さんは結婚もしていないし、彼女など恋愛関係の話も一切なし
という感じの内容になります。
山西利和選手は自分に必要なことに真摯に向き合う真面目な性格で、まさに文武両道のスーパーアスリート!
今回のオリンピックでも大本命の存在として、躍動する姿をみせてもらいたいものですね。