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スーパーの早朝品出しバイトの体験談!仕事内容の詳細やメリットなど

スーパーマーケットの画像

求人情報を見ると、「スーパーの品出しバイト」の募集をよく見かけることがありますよね。

ただ興味はあるものの具体的にどんな仕事か分からないので、二の足を踏んでいる方もいるのではないでしょうか?

そこで私ですが、学生時代に大手チェーンのスーパーで働いていたことがあるんです。

お客さんが入らない早朝の時間帯ですが、私の体験談に基づいた品出しバイト詳細を解説していきます。

またメリットやデメリットなども併せて紹介するので、ぜひ参考にして下さい。

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私が働いていたスーパーの早朝品出しバイトの概要

まず私が働いていたアルバイトの概要を簡単に説明します。

・勤務先:大手チェーンスーパー
・勤務時間帯:6時~10時(4時間)
・時給:1,000円
・勤務ペース:シフト制で週4~5日
・当時の年齢:21歳~22歳

当時の私は幸いにも卒業に必要な単位をあらかた取り終わっており、大学には昼過ぎにちょこっと行けばいいという状況。

なので朝の時間帯を活用して、スーパーの早朝バイトをすることにしました。

勤務先のスーパーは誰もが知っている大手チェーンで、通っていた大学の近くにあるお店というのも、非常に利便性がよかったですね。

時給は1,000円ということで大学生にしてはまぁまぁですが、他の早朝バイトと比べると少し低めかもしれませんね。

勤務はシフト制になっていて、毎月20日までに希望のシフトを提出する感じで、私は週に4~5日入っていました。

勤務時間帯は朝の6時~10時の4時間になり、品出しをメインに開店までの様々な準備を行う感じです。

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早朝品出しバイトの具体的な仕事内容と一連の流れ

それでは次に、早朝品出しバイトでどんな仕事をしていたのか、具体的な内容や流れを順番に紹介していきます。

作業の準備をする

まずお店に出勤したらタイムカードを打って、更衣室にある自分のロッカーを開けて作業着に着替えます。

着替えるといっても、服の上からエプロンを着るだけですが。

それからお店の事務所に行き、バーコードリーダー・値引きシール・値引き表など仕事に必要なものを手にします。

また事務所内にはスタッフ用の掲示板があり、その日誰がどの売り場の品出しを担当するかなど、作業の割り振りがあるのでこれは必ず確認します。

賞味期限をチェックし必要なら値引きシールを貼る

現場で一番最初に行うのは、商品の賞味期限を確認して値引きシールを貼っていくことです。

この作業に関して、「賞味期限の6日前なら20%引き、4日前なら30%引き」とか「当日のみ10%引き」など、商品によって値引きの仕方やパーセンテージが異なります。

なので1つ1つ商品を手に取って期限を確認し、表を見ながら該当するものには値引きシールを貼っていく必要があるのです。

1つずつというと恐ろしく面倒な印象を受けますが、これも慣れやコツがあるんです。

たとえば乾物なんかは賞味期限が半年後だったりするので、そういうものは端折る。

その逆に、豆腐や牛乳など足がはやいものは入念にチェックするといった感じですかね。

これも仕事に慣れてくると、いちいち値引き表を見なくてもどのシールを貼ればいいか分かってくるので、作業効率も自然と上がります。

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業者から配送される商品の荷受け

値引きチェックが終わったら、次はその日に売り場に出す商品を業者さんから受け取りに行きます。

私が働いていたスーパーでは、配送業者のトラックが停まる大きめの駐車場があったので、時間が来たらそこに向かいます。

そしてその場で商品が詰められている荷物を受け取り、駐車場からスーパー内に移動させていくのです。

荷物の量はその日によって異なりますが、だいたい大きなカゴ台車で10~15台ほどでした。

それを1台ずつ受け取っては、業務用の大きめのエレベーターで店へと移動させていきます。

このカゴ台車には、段ボールやケースなどに梱包された商品がパンパンに入っています。

ですが台車にはもちろん車輪がついていて、引く・押すで簡単に動かすことが可能です。

高齢の女性の方でも難なく運べるレベルなので、そこまで力仕事というわけではないですね。

ただ私の職場では、基本的にこの荷受け作業は男性スタッフが空気を読んで担当する感じで、私もそうしていましたね。

荷受けした商品をバラし各売り場へ移動させる

このカゴ台車に入っている商品は、たとえば納豆・お菓子・惣菜など、バラバラの状態で段ボールやケースに詰められています。

なのでこれらの荷物をバラして、各売り場ごとに割り振っていく作業を行う必要があるのです。

これら商品の入った段ボールの移動には、業務用のキャリー(板状に車輪が付いているもの、分かりやすくいえば「スケボー」のようなもの)を使って、いくつもの段ボールをまとめて運んでいきます。

個人的にはアルバイトに入った1~2週間ぐらいは、この作業に付いていけなくて苦労した記憶がありますね。

というのもそれぞれの売り場を覚えていなかったので、どこに何を持っていけば良いのかが全然分からなかったからです。

なので最初のうちは、分かるものだけを優先的に運ぶ感じでした。

ですが先輩たちに「これはどこですか?」と聞けば教えてもらえますし、何回か働いている内に自然と覚えていきましたね。

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商品名・納品数が合ってるかの検品作業

カゴ台車とは別に、他の業者さんがお店に直接運んでくる商品に関しては、1つ1つ手に取って検品する必要があります。

これらの商品はプラスチック製の大きなカートで運ばれ、その中に商品と伝票が入っています。

この伝票に商品名と納品数が書かれているので、伝票通りになっているか目視で数えていきます。

商品梱包時に業者さん側でもチェックしているので、基本的には伝票通りに納品されていることがほとんどです。

ですがごくたまに数が合わないことや、発注自体してない商品が入っていたりもするので、しっかりと検品作業をする必要があります。

自分が担当する売り場の品出し

それらの作業が一通り終わったら、ここからはメインの品出しに入ります。

朝の6時から仕事がスタートし、時間的にはここまでで大体8時ぐらいになっています。

なのでその後の約2時間、品出しの作業をすることになります。

事務所で朝一に確認した、自分の担当売り場の商品を棚に入れていきます。

最初に納品されて棚に入りきらない商品は、すべてバックヤードの冷蔵室に保管されているので、まずはそれらの在庫を売り場まで持ってきます。

品出しは賞味期限が早い商品は手前にし、遅い商品は奥に入れていきます。

なので前日までの在庫分を、優先的に入れていく感じですね。

また品出しする際は、単純に平べったく商品を棚に置くのではなく、お客さんが見やすいように立体的に並べていくこと。

そしてこの品出し作業なのですが、早い人と遅い人の差がかなり激しいですね。

私は早朝スタッフの中でもトップ3番目ぐらいのスピードではあったと思いますが、個人的に思う品出しを早くするコツは、「その商品が棚に何個入るのかを確認してから入れていくこと」でしょうか。

というのも漬物や練り物なんかは強引に入れても結構収まりますが、納豆や麺類などは棚に入る個数が決まっています。

なのでだいたいの感じで品出しすると入りきらなくなり、もう1度商品を全部棚から出してやり直しすることになってしまいます。

その分だけ時間をロスして遅くなるので、最初から棚に入る個数を数え把握してから品出しすると、作業の確実性が上がりスピードも早くなると思います。

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売り場や棚の清掃

自分が担当する売り場の品出しが終わったら、

・空箱を定められた所へ集める
・バラした段ボールを収集場に持っていく
・仕切り版や陳列がずれていないかを確認する
・値段が書かれているPOPと商品に違いがないかを確認する
・棚を拭いて埃を取る

などの売り場を整える作業をして、いつでもお客さんが入れる状態にします。

あとはまだ品出しが終わってないところがあれば、フォローに回ったりする感じですね。

そうこうしている内に、開店時間の10時を向かえアルバイトは終了。

早朝スタッフはここで売り場から離れてタイムカードを切り、ロッカーで着替えて帰宅します。

スーパーの早朝品出しバイトのメリット・デメリットについて

上ではスーパーの早朝品出しバイトに関して、具体的な仕事内容や流れを解説しました。

それらに加えて、私が感じた品出しバイトのメリットとデメリットも述べておきましょう。

接客やレジ業務などがない早朝限定の話ですし、あくまでも私が働いていたスーパーで個人的に感じたことですが、以下でザっと紹介していきます。

まず品出しバイトのメリットですが、

・作業が簡単で比較的楽
・コツコツとマイペースで仕事ができる
・上下関係など嫌な人間関係がない
・残業がない

自分が体験して感じた大きなメリットとしては、以上のような感じでしょうか。

まず仕事は頭よりも体を使う単純作業ですし、特別な技術や経験が必要なわけではありません。

最初は覚えることが多いかもしれませんが、それも2週間~1ヶ月ぐらい勤務すれば古株のスタッフと同じレベルでできる人が多いです。

その作業自体もそこまで力仕事ではないですし、どちらかというと肉体的に楽な部類に入るバイトだと思います。

あとは自分のペースで仕事ができるというのも、大きな特徴ですね。

品出し作業なんかは、本当に1人で黙々と棚に商品を入れていきますし、作業中にトイレに行きたければ誰に断ることなく自由に行けます。

また担当の棚はその人の裁量に任されることが結構あり、商品の移動なんかも自分の判断で行うケースが多いです。

なので、「この商品はここに移動させたほうが見栄えが良いんじゃないか?」など、自分なりにアレンジして仕事を楽しむことができました。

また人間関係でいえばバイト・社員含め、嫌な人はほとんどいなかったです。

これは人間関係が希薄というと聞こえは悪いかもしれませんが、挨拶や仕事上の質問以外、そもそも勤務中にスタッフ同士で会話をすることがあまりなかったのですね。

もちろんわざと言葉を交わさないということではなく、本当に決められた作業を淡々とこなしていく感じです。

なので変な上下関係やスタッフ間での派閥なんかもなく、リラックスして働くことができました。

またどれだけ忙しかったとしても残業することがほとんどなかったのも、大きいメリットでしょう。

逆に私が思う品出しバイトのデメリットとしては、

・あまり稼げない
・バイト友達ができるなどはなかった
・外見に関して制限がある

などのようなことでしょうか。

まずお給料に関しては、上でも書いていますが私のバイト先は時給1,000円。

週4~5日入っていたので、だいたい1ヶ月で7~8万円ぐらいになる計算です。

私の友達はもっと時給の良いバイトをしていた人が多かったので、お金的なことでいうともっと稼げる仕事はたくさんあると思います。

他にメリットのところで挙げた人間関係についてですが、バイト同士が仲良くなって友達になるなどのようなことはなかったですね。

そもそも働いている人達は主婦の方が多く、男性の場合だと高齢の方で、スタッフの年齢層はかなり高かったです。

私と同じ大学生も男女で2人ぐらいはいましたが、仕事を外れて込み入った話をすることもなかったので、連絡先を交換するなどもなかったですね。

あと髪色や髪形など、外見に制限がかけられるのもデメリットと感じる人はいるでしょう。

髪色は接客のない早朝スタッフでも基本的には黒髪~やや茶色ぐらいまでで、長さも女性で髪が長い人は、1つに結んで働いていました。

また商品を傷つける可能性があるので、爪を伸ばすのも不可ですね。

私が働いていたところが大手というのもあるかもしれませんが、スーパーの店員で派手な人ってあまり見かけませんよね。

これも店によって異なるかもしれませんが、外見に関する制限は他のバイトよりも厳しい印象です。

あとは私の場合は早朝勤務だったので、前日に予定を入れにくいなどのデメリットもありました。

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スーパー早朝品出しバイトに関するまとめ

このページでは、私が大学時代に働いていたスーパーの早朝品出しバイトについて解説しました。

簡単なまとめを最後に述べておくと、仕事内容は、賞味期限のチェック・割引き・荷受け・商品の移動・品出し・清掃など。

どの作業も複雑なことはなく、一通り覚えて慣れてしまえば簡単にできる仕事ですし、楽な部類に入ると思います。

またコミュニケーションを取りながら進めていくというよりは、1人で黙々と作業する感じなので、嫌な人間関係が発生することはありませんでした。

私の体験ベースで考えると、友達作りやそこまでお金を稼がなくてもいいのであれば、基本的にはおすすめのバイトですね。

特にバイト経験があまりない人や、対人コミュニケーションに少し不安のある方などは、のびのびと働けるのではないでしょうか。

仕事内容なんかは覚えている限りで詳細を載せましたので、品出しバイトを考えている方の参考になれば嬉しいですね。

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