イベントレポート

紙で瀬戸内の海を表現!? 紙に触れて、見て楽しんだ「紙のサーカス」。

チーム愛大

2019.12.16

Writing: チーム愛大


こんにちは!さんマガ編集部・チーム愛大の佐野真理恵(さの まりえ)です。
えひめさんさん物語コアプログラムの1つ、「紙のサーカス」のレポートです。11月23日(土)、会場のしこちゅ〜ホール(四国中央市)へ行って来ました。えひめさんさん物語閉幕イベント直前、私にとっても最後の参加となるイベントでした。

紙のサーカスというタイトルに、心を躍らせて会場に向かった私ですが、子どもの多さにびっくり。家族連れで来ている人が多かったみたいです。元気な子どもたちに負けずに楽しんで来ました。

 

第一部は紙で遊ぶ体験型。子どもたちの楽しそうな声が飛び交うにぎやかさ


一番の目玉は、客席の後ろからステージに向かって頭上をトイレットペーパーが駆け抜けるトイレットペーパーレース! 一番後ろの席の人は棒をさしたトイレットペーパーを一生懸命持っていますが、子どもたちはそんなのお構いなしに全力で引っ張っていきます。トイレットペーパーを全力で引っ張るなんて、日常では許されません。堂々とイタズラしているような感覚がきっと楽しいんだろうなぁと。

私にはトイレットペーパーが走り抜けた後にふわっと残る香りがなんだか面白くて、笑ってしまいました。


他にも、レースで使ったトイレットペーパーで大きなボールを作ったり、巨大なティッシュペーパーが2階席から降ってきたりと、とにかく遊び心あふれるステージでした。また夢中になって楽しむ子どもたちを落ち着かせつつ、会場を盛り上げていたホワイトアスパラガスのお二人の巧みなMCも魅力の一つでした。

半分大人になってしまった私はというと、無邪気に参加することはできず、トイレットペーパーってこんなに長くて束になるとあんなに重いんだ! BGMまで紙の音が使ってある! と別のところで楽しみました(笑)。

 

ちょっと大人向けな紙の美しさを感じた第二部


第一部では楽しいMCで盛り上げてくれたホワイトアスパラガスのお二人に、ダンサーの引間文佳さんも加わって目の前に幻想的な海の世界が広がりました。

印象的だったのはその衣装です。瀬戸内のクラゲをイメージしたという風船を全身に身に付けた衣装は、透明感のある色合いと、薄暗い中時々ライトに当たることで自然な輝きをまとい、本当に魅力的でした。空気を含んだ風船は意図しない動きをするので、その浮遊感のある揺れがまるで本物の生き物みたいに見えます。衣装だけでなく、光るジャグリングを取り入れたパフォーマンスとコンテンポラリーダンスのような動きは、怪しい雰囲気を感じながらもつい見入ってしまいました。

もう一つ衣装に関して言うと、引間さんが黄金に輝く紙の衣装で登場したときは、その美しさと迫力に息を飲みました。衣装の裾がこすれる音は紙ならでは。紙を使ってこんな表現ができるんだ! とその幅広さを感じずにはいられませんでした。

あらためて、見慣れているはずの紙が全く別の姿で輝いているステージは、本当に魅力的でした。
電子化などで紙の存在が危ぶまれるという話題を耳にはしますが、いろいろな可能性を持っている紙はきっとこれからも身近に存在し続けるだろう、そうあってほしいと感じました。

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【今回の取材先】

「紙のサーカス」
日時:11月22日(金)18:30〜
11月23日(土・祝)14:30~、18:30~
場所:しこちゅ~ホール(四国中央市妻鳥町1830-1)