イベントレポート

アサヒビール四国工場を見学したら、いつも飲んでいるビールがもっとおいしく感じた!

菊池睦

2019.07.30

Writing: 菊池睦


こんにちは。
四国中央市在住の移住者、菊池です。

今回はものづくり物語コアプログラムの一つ、オープンファクトリーの「アサヒビール(株)四国工場 四国で唯一の大規模ビール工場 工場見学」をご紹介します。

どこの地域でも多かれ少なかれ祭事ってあると思います。
自分の住んでいる地域だと、小さいものは集落単位での数珠回し、大きいものだと市街地からもお客さんがやってくるお祭りなんかです。
そうなると、食事や打ち上げはつきもので、そこではお酒が出てくるのが一般的です。

その中でも圧倒的によく出てくるのが缶ビールの「アサヒスーパードライ」ではないでしょうか。(体感による個人の意見です)

実はこのスーパードライ、四国のそれも西条にある工場で製造されていることはご存じでしたでしょうか。
そして、どれくらいの方がビールがどうやってできるのかをご存じでしょうか。

普段、スーパーやコンビニで何気なく買っていると思いますが、今回のえひめさんさん物語ではオープンファクトリーとして工場見学がプログラムに組まれています。
せっかくの機会、アサヒビール工場の見学で製造の過程を知ってみてはいかがでしょうか。


この記事では、自分が参加した工場見学をご紹介します。
大人の社会科見学、レッツスタートです!

 

直接見て知る。アサヒビールができるまでとその現場

工場見学は定員制ですので、あらかじめ予約をしておく必要があります。
1回の定員は比較的多めではありますが、人気の時間帯や土日などは満員になっていることもありますので注意しましょう。


アサヒビール四国工場への行き方ですが、車で直接向かってもいいですし、JR伊予西条駅からの工場直通の専用シャトルバスを利用してもいいでしょう。
最後にビールの試飲ができるので、飲みたい方は後者を使いましょう。
当たり前ですが、たとえ一口でも飲酒運転はダメですよ。

工場に入ると右手に売店、左手に受付があります。
まずは受付をして、時間が来るのを待ちます。


エントランスには記念写真ができるスポットや、アサヒグループの商品がいろいろと並んでいます。
今朝飲んだ缶コーヒーもアサヒグループの商品だったかもしれませんね。

ツアーはまず映像でアサヒビールを知るところからスタート。
約5分間の映像では、アサヒビールの歴史やこだわりなどがまとまっていて、これから始まる工場見学ツアーがよりわかるための基礎知識をバッチリ知ることができます。

その後は、ビールが原材料から完成するまでを順番に追う形で見学します。


序盤では、ビールの原材料である麦芽やホップの本物の現物を触ることができます。
ほかにも米やコーンスターチなど、使われている原材料が展示されています。

 


そしていざ製造が開始される最初の工程の仕込み。
とても大きな釜で順番に仕込み、徐々にビールにしていきます。

 


ビールの味はわずかな環境変化でも変わってしまうそうで、官能検査という工程が欠かせないそうです。
厳しい社内試験をパスした専門の人が、実際に匂いや味をチェックして問題がないかを確認する工程があり、ほかの工場のビールを取り寄せることもあるとのこと。
微妙な味や香りは機械ではチェックできないため、実際に人が飲む必要があるそうです。

 


熟成は1カ月も行います。
この大きなタンクは1本で280キロリットルものビールが熟成されています。
350ミリリットル入りの缶に換算すると、仮に一人で毎日1本ずつ飲んでも2200年くらいかけないと飲みきれない量なのだとか。
それがこの四国工場に合計で70本もあるそうです。

ちなみに、中身はスーパードライが多いですが、ほかの銘柄もあわせての量とのことです。

熟成が終わったら、ろ過機を通して白濁しているビールを透明な黄金色にろ過し、いよいよパッケージ化です。


ろ過からは鮮度の勝負になるため、一気に缶に詰められてパッケージになっていきます。1秒間に25本の缶にビールを詰め込むそうです。
そして四国4県を中心に出荷され、店頭に並ぶというわけです。

 


工場では、ビールの製造で出た副産物や、使い終わった水を100%リサイクル・循環させているとのことで、その過程も説明してくれました。

特に、瀬戸内海は放流していい水の水準が全国でも高いため、結果的にこの工場でも全国トップクラスの水準で水を処理しているそうです。

 

ツアーの最後にできたてのビールを試飲! おいしい缶ビールの注ぎ方実演も!


約45分かけて工場見学したツアーの最後は、できたてビールの試飲です。

試飲時間の20分間で合計3杯まで試飲できます。
まず1杯目は「アサヒスーパードライ」です。(1杯目は決まっています)

これは取材です。
あくまで、取材の一環です!

サーバーから注がれたビールをいただきます!

あああーーーーうっまーーーー。

やはりサーバーからの注がれる生ビールじゃないとこの味は出ないんだろうなと思っていましたが、家庭でもすぐに実践できる缶ビールの注ぎ方の実演もありました。

これなら今夜からでも実践できそうです。

 


2杯目は豊醸という、ちょっとプレミアムなビールをいただきます。
濃厚という表現がいいのでしょうか。
スーパードライとは確実に違う味といえます。

 


最後の3杯目は氷点下で管理しているエクストラコールドの黒ビールをいただきました。
名前の通り、通常のビールよりもさらに冷たいので、これからの季節にぴったりですね。

岡山県から参加した女性は「普段からビールは好きでよく飲むが、どういう環境で造られているのかを見てさらに好きになった。工場の現場も非常に清潔に保たれていて、これからも飲みたいとあらためて思った」と話してくれました。

最後の試飲では、運転手の方や未成年者、アルコールが苦手な方はアサヒ飲料のソフトドリンクも選べますので、家族で参加してみるのもいいですね。

今回の記事では、実は工場見学のうち半分以上は紹介していません。
ビールができるまでを詳しく知りたいなと思ったら、ぜひこの機会にオープンファクトリーに参加してみてくださいね。

【今回の取材先】
ものづくり物語「オープンファクトリー」アサヒビール(株)四国工場 四国で唯一の大規模ビール工場 工場見学
日時:毎日9:30~15:00
場所:アサヒビール(株)四国工場(西条市ひうち2-6 )
所要時間:約75分
参加料:無料(要予約)
予約方法:TEL、WEB(https://factory.asahibeer.co.jp/reservation/?area=shikoku)
お問い合わせ:アサヒビール四国工場 TEL:0897-53-7770