イベントレポート

さあ、物語は始まった! 「えひめさんさん物語開幕祭」に参加したよ!

柳川あこ

2019.05.11

Writing: 柳川あこ


先日、山根公園で開かれた”えひめさんさん物語開幕祭”。

爽やかな晴天に恵まれた中、うっかり日焼け止めを塗るのを忘れてしまった人も多いのではないでしょうか?(私のことです)

今回は開幕祭の中でも”心が動いた瞬間”を、独断と偏見で振り返ります!

 

たぬきまんじゅうの復活


1932年発売のたぬきまんじゅうは、後継者不足などの理由で2018年7月に惜しまれながらも一度生産を終了しました。

もともとたぬきまんじゅうのファンであった現社長の森さんは、たぬきまんじゅうの復活&販売を続けるために奔走。異業種からの転身でしたが周囲の協力もあり、親子で引き継ぐこととなりました。

大切なもの、無くしてはならないものを継続するため、森さんの挑戦は始まったばかり。

お話を伺っている間も、来場者から応援の声を次々とかけられる森さんの姿を見て、本当に地域に愛されているブランドなのだと実感しました。

 

青空に決まる、太鼓台の差し上げ


砂煙を巻き上げながら指揮者の声に合わせて差し上げる様子に言葉を失いました。
心臓へダイレクトに響く和太鼓の音と周囲の空気に自然と心が踊ります。

日ごろそれぞれの分野で活躍している大人たちが力を合わせる様は、ただただ格好良い。

太鼓台について詳しくない私にも分かりやすいよう、青年団の方に
・太鼓祭りとはそもそも五穀豊穣を祈る祭りであること
・太鼓台は地域の財産であること
・各太鼓台のパーツの名前と意味
などなど、親切丁寧に教えていただきました。

新居浜太鼓祭りについては本記事内の尺では収まりきれるはずもないので、また紹介できる機会があることを祈ります!

 

アオハルかよ、書道パフォーマンス


凛とした空気の中、素足の少年少女が振るう筆先から、真っ白な紙の上に次々と文字が書かれて……いや、描かれていきます。

学校を超えた共同作業、テンポのよいリズム、蒼空へ広がる澄んだ声。
“青春”が、確かにありました。

私にもかつて存在した学生時代が脳内を駆け巡って、うっすら涙が浮かぶほど心を打たれたパフォーマンスでした。
もっともっと全国へ広く知られてほしい、そう願います。

 

たくさんの物販ブース

3市をはじめ、各地から集まった飲食・物販ブースがありました。
こちらは写真と共にお楽しみください。
四国中央市の五葉松を愛で


八幡浜のじゃこ店で小腹を満たす。


畑田本舗のどら一といえば、開幕祭にも登場した、ものまねタレントのみかんさんがコマーシャルに出演しています。

今回紹介したブースはほんの一部分。
ほかにも、愛媛にはまだまだ知られていない魅力が詰まっています。
そんな魅力を伝え、時には魅力を重ねて、新たな魅力をつくりだす。
それが、”えひめさんさん物語”であると私は解釈しています。

 

来場者の声

開幕祭には、幅広い年齢層の方にご来場いただきました。
何人かにお話を伺いましたので紹介します。

物販スペースで出会ったゆりちゃんとしーちゃん(新居浜市出身、西条市在住)。
南予からやってきた松野町のブースで南高梅をお買い上げ。
2人のお母さんの「1粒でご飯3杯はいける」というコメントに激しく同意。
お祭りだから、と赤い洋服をチョイス。イベントの雰囲気とマッチしています。
2人もかわいくポーズが決まってますね。


りつくんとさくくん(新居浜市内在住)は太鼓を見るために早起きしたのだそう。
太鼓台を見に来たお姉さんたちは、同級生同士で参加。
「開幕セレモニーでまかれた餅は取れなかった」と残念そうでした。
子どもたちが移動する太鼓台に夢中になっている様子から、新居浜には小さいころから太鼓台と密接に関わる地域性があるのだなと実感しました。


インストラクターとコーヒー販売の店員をしている、るいるいさん(新居浜市内在住)。
フットワークが軽く、オーストラリアやカナダで働いていた経験もあり英語が達者。
後に登場する海外ファミリーと流ちょうな英語で会話するなど、愛媛には面白い人がいっぱいいるではないか!!と胸アツになりました。
今日はイベント全体を見にきたとのことで、「思っていたより、人が多い〜」とのこと。


Workファミリーのお目当ても”太鼓台”。地元の太鼓が参加されるとのことでした。
そして2児のお母さんでもある川原さん、実はチャレンジプログラム「にいはま森のようちええん」の代表者でもあります。
新居浜市川東地区にある垣生山で、2~4歳くらいのお子様と保護者を対象にした、自然の中で遊び体験ができるイベントを開催しています。小さいお子様と暮らす皆さん、ぜひ足を運んでみてください!

来場者の声を聞き、偶然なのか人気の現れなのか、太鼓台を目当てに足を運んだ方が多いなと感じました。

さぁ、物語は始まりました!
「市民が主役」。オープニングで話された中村県知事の言葉が胸に残ります。

この開幕祭を皮切りに、3つの市で多種多様なイベントやプログラムが続いています。
皆さんも、この物語に加わりましょう!


\大好きな和牛と、「疲れたら、愛媛。」/

 

【今回の取材先】
「えひめさんさん物語開幕祭」
日時:4月20日(土)9:30~16:00
場所:新居浜市山根公園
住所:新居浜市角野新田町3丁目11