街コラム

栽培から料理まで、絹かわなすの魅力をたっぷりお届けします!

秋月やすこ

2019.07.31

Writing: 秋月やすこ


ママと暮らしのデザイン社、秋月やすこです。
今の時期が「旬」の絹かわなす。
焼きなすにしたり、天ぷらにしたり、おいしいですよね。

品種は「丸なす」ですが、JA西条が「絹かわなす」と商標登録している名称なんです。
絹のようになめらかで柔らかいからとのことで、農家さんの部会が発足した10年前に「絹かわなす」と商標登録したとのこと。
現在、西条市内の絹かわなす部会に参加されている12軒の農家さんが栽培しています。

今回ご紹介するのは西条市神戸(かんべ)地区で絹かわなすの栽培をされている、秦廣志さん、律佳さんご夫婦とJA西条で営農指導員をされている越智倫久(のりひさ)さん。栽培から料理まで、絹かわなすの魅力をたっぷり教えていただきました。


▲左から越智倫久さん、秦廣志さん、律佳さん

収穫時期は大忙し。娘さんの協力もうれしい

ご主人の廣志さんは昨年消防署を退職。現在は専業農家に。律佳さんは、結婚後少しずつ農作業を覚えていったそう。忙しい時期は、娘さんが晩御飯を作ってくれて協力してくれるとのこと。

絹かわなすの栽培時期は、4月上旬に植え付け作業が始まり、収穫開始が5月上旬から~収穫終了は10月中旬くらいまで。

秦さんの1日は、5時に起床し収穫作業のため畑に。9時ごろ朝食をとり再び畑に戻り11頃まで収穫しその後箱詰め・計量作業を行い14時出荷。
出荷後昼食をとり、また畑に戻り葉の剪定を日没と共に1日の作業は終了と、目が回るような忙しさ。雨が降っても作業は変わりなく行うそうです。

農家さんのサポート役は営農指導員さん


JA西条営農指導員の越智さん。農家さんの相談相手になり、営農支援のための活動を行っています。
取材の途中に学校帰りの子どもたちが「アグリセンターの方!!」と声をかけてくれました。アグリセンターは、JA西条の施設で野菜や米麦の栽培に関する営農指導や農薬・肥料販売しています。
越智さん、この取材の前日に小学生に小麦となすの授業を行ったとのこと。
「声をかけてくれてありがとう~」の言葉にほっこりしました。

絹かわなすは繊細


写真にご注目。
白いナイロンテープで結んでいますが、絹かわなすは大きくて重みがあるので、大きくなった絹かわなすの枝を誘引(ゆういん)作業しないと枝が折れるとのこと。
皮がやわらかいので、収穫作業の時もコンテナに入れるときにはそっと置かないと、くぼみができたり傷がついたりしやすいんです。
袋の摩擦でなすびが傷がついてしまうので袋がけもできないそうです。

秦さんの畑では、1日約600個収穫し、1コンテナが約12キロ、30コンテナを出荷しています。特に7、8月は収穫のピークで、関西関東方面まで出荷されるとのこと。

そんな大きくて繊細な絹かわなすのおすすめレシピを2つ、教えていただきました。

律佳さんの友人が考えた「ぼてなすボート」


半分に切った絹かわなすの真ん中部分を2センチほど残してスプーンでくり抜きます。
絹かわなすをお皿がわりにしてミートソース、チーズを乗せてオーブンで焼くと、ぼてなすボートのできあがり。
この季節だから食べられる贅沢な一品です!
「ぼてなすボート」食べごたえありますよ。

私は「なすカツ」を作ってみました!


律佳さんから作り方を教えてもらい作ってみました。
薄く切った絹かわなすに豚バラ肉とチーズを巻いて、小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げるだけ!!

揚げた絹かわなすは柔らかくて、チーズと豚肉にとっても合います。
子どももパクパク食べて大喜びの一品です。
今の季節は隣にビールがあれば最高です~。


絹かわなすは10月中旬まで販売されているので、ぜひ我が家の定番料理に加えてみてはどうですか? きっとはまります。子どもも大人も。

 

えひめさんさん物語とPascoがコラボ!「絹かわなす」を使ったパンが発売中!

株式会社四国シキシマパンさんは4月から、えひめさんさん物語を盛り上げるために地産池消企画を開発。
その第三弾は、今回ご紹介した西条市産の「絹かわなす」を使った「ミートデニッシュ絹かわなす」と、四国中央市産の「新宮茶」を使った「新宮茶香るどら焼き」です。
四国4県のスーパーで9月末まで販売しています。ぜひお買い求めください!
(第二弾を紹介した記事はこちら

 

【今回の取材先】
絹かわなす農家 秦廣志さん律佳さんご夫婦(西条市神戸地区)
JA西条営農指導員 越智倫久さん