イベントレポート

高校生がプラニング!? 
東予初「子どものマチ」づくり、いよいよ始動!

高田ともみ

2019.02.25

Writing: 高田ともみ

2月11日(日)、場所は新居浜市総合福祉センター2階。会場には、緊張した面持ちの制服姿の学生さんたちが続々と集まり・・・
コアプログラムのひとつ「子どもの物語」で目指す、“子どものマチづくり”企画会議が行われるというので、早速取材にいってきました!

 

高校生プラニングチームが発足!

7月に行われるコアプログラム「子どもの物語/小さなさんさん都」では、子どもたちが仕事をしたり納税をしたり、体験を通じてマチの仕組みや魅力を学ぶ、“子どものマチ”が生まれます。約30~40店舗が並ぶというこのマチでは、働く人もお客さんもみんな子ども。もちろん、東予初の試みです。

これまで大人が作ってきた社会に足りないものは何か。逆に、発展させたい仕組みは何か。

この日、こうしたアイディアを深め、マチづくりを具体的に検討していくためプラニングチームが発足しました。メンバーはずばり、西条、新居浜、四国中央市の3市からやってきた、総勢29名の高校生たち!です。

 

高校生の自由な発想を、マチづくりに生かす!

今後、この高校生たちが子どものマチのベースをつくります。いわば、子どものマチ経営企画室、いや地方創生推進室、といったところでしょうか。フレッシュ!

さて、初回の企画会議を迎えた高校生たちのミッションは、ルールにとらわれず、とにかく自由に、柔軟にアイディアや発想を広げること。

「こどものマチに、あったらいいなと思う仕事や仕組みについて、自由にアイディアを出して欲しい」

ファシリテーターを務める、「チームしこちゅ~(※四国中央市を拠点に各界で活躍する大人たちが結成した、地域活性化を目指し活動するグループ)」の、まっちゃんこと松村英典さんから議題が提示されると、会議はワールドカフェ方式で進行していきます。取材者は、初対面でガチガチだった高校生たちを、完全に保護者目線で見守りました。

(ワークショップでは三島高校の生徒さんたちがリード役を担当しました。左から、三寳夏咲さん(18)、藤枝玲さん(15)、大倉千怜さん(16)。藤枝さんは、「どんなことも経験。いろんなアイディアやプレゼン方法があって、他校のみなさんにも刺激を受けます」)

 

今どきの高校生が、“あったらいいな”と思うお店トップ5!

さて、ここで、高校生から出てきた「あったらいいな(やってみたいな)と思う仕事や店」のアイディア、ちょっとのぞいてみましょう。

トップ5は、こちら!

1「カフェ」
2「服屋」
3「カラオケ」
4「お菓子屋」
5「保育園・幼稚園」。

そうだよね~おしゃれしてカフェ行きたいよね~なんて余計な詮索はさておき、今どきの高校生たち、遊び場に飢えているのかもしれませんね。個人的には、昭和レトロな「銭湯」「100均」「釣り堀」あたりの少数意見にもほっこり。それから、やっぱり出た!「YouTuber」。「実際に当日撮影した動画をアップするところまできたら楽しい」といった意見も出て、たしかに!と膝をうちました。

(プレゼンを盛り上げてくれた長谷川大朗くん(16)は、「こんな機会はなかなかない。楽しみながら、自分の経験にもプラスに生かしたい」。新居浜商業で生徒会長を務めるしっかり者。ちなみに、将来の夢は理学療法士)

「小さなさんさん都」は7月お披露目!

その後、「マチを運営していくためにどんなルールが必要か」といった仕組みづくりへと議題は発展していき、ひととおりのワークを終えると、会場はすっかり打ち解けた雰囲気に。

この日は初回ということもあり、さほど突っ込んだ意見は出ませんでしたが、今後も企画会議を重ね、アイディアをより深化させていくそうです。

考えてみれば、今後十数年で、今ある職業の半分は消えるといわれている昨今。子どもたちの目線で、今ある仕事やサービスを発展させられるとしたら、どんなマチが生まれ、地域はどうなっていくだろう? そこには、新しいマチづくりのヒントが、確かにあるような気がします。

さあ、本番は7月。
そのみずみずしい感性で、大人をあんぐりさせるほどのマチづくりをやってのけてほしい!

高校生プラニングチームの動向に、今後も要注目です。

 

【今回の取材先】

子どもの物語「子どものまち:小さなさんさん都」
日時:7月27日(土)・28日(日)
場所:新居浜市総合福祉センター2階
参加料:入場無料
参加予約:必要(予約方法はHP参照)