イベントレポート

オーストラリアからロシアまで! 大飛行中の旅鳥観察と、加茂川の大自然。

チーム愛大

2019.05.29

Writing: チーム愛大

野鳥が好きになる、初心者向けの観察会

こんにちは! チーム愛大の石井香帆(いしいかほ)です。
今回私は、岩田佑紀(いわたゆき)さんと、西条市を流れる加茂川を舞台とするチャレンジプログラム「加茂川河口旅鳥観察会」に参加しました。

観察会の主催は、加茂川の近くにあるゲストハウスやまだ屋を運営している山田哲夫さん。

講師は、NPO西条自然学校の理事長、山本貴仁さん。
NPO西条自然学校は石鎚ふれあいの里を運営し、山本さんは日本鳥学会会員、愛媛県環境マイスター、日本生態学会会員など、西条市を中心に講座やワークショップを多数開催しています。


▲参加者に配られたガイドブック

観察できるだろう鳥のガイドブックも、ちゃっかりもらえます。
シロチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギなどの鳥が紹介されています。

そして、各自に双眼鏡を与えられ、いざ出発です。
(双眼鏡の使い方のレクチャーもあります)

 

加茂川河口が、鳥の観察に適している理由とは?


四国最大の干潟!
加茂川河口の干潟は四国最大、全国でもトップ10に入る大きさを誇っています。

私は初めて目にしたとき、「愛媛にこんなにも大きな干潟が!」と感動しました。
(前にも書きましたが、私の出身は宮城県。親の転勤で東北地方をまわっていました。小学校2年生のとき香川に転勤になり、高校3年生まで香川で過ごしました)
干潟は環境条件が多様なため、さまざまな生物が生息し、それを餌にする鳥が集まりやすい場所。
ここの干潟では、1年間でおよそ200種類!の生物を観察できます。

この時期は、冬の間オーストラリアで過ごし、子育てのためにロシアに向かう途中の休憩場として多くの旅鳥が立ち寄っています。

 

観察会超初心者も楽しめる内容です

「旅鳥観察会」と聞いて、「鳥マニアの人しか楽しめないのでは?」と不安に思っている方もいるかもしれません。
大丈夫です。

私は鳥といえば、ハト、カラス、ツバメそしてスズメくらいしか見分けがつかない鳥初心者、いや超初心者といってもいいくらいです。
それでも、講師の山本さんが1羽1羽観察しながら丁寧に説明してくれます。
見える鳥全てを解説する山本さん。
参加者からの質問もあります。それにも全て答えます。
すご過ぎます、山本さん!!

私も新しい発見がたくさんあり、子ども時代にたくさんの自然に触れたことを思い出して懐かしい気持ちになりました。


▲望遠鏡を使うと、とても大きく見えます

さらには、双眼鏡では見えにくい距離にいる鳥でも、山本さんと山田さん持参の望遠鏡を使って、くちばしの色までも分かります。


私は、双眼鏡で堂々としたたたずまいの鳥を見つけることができました。
息をするのを忘れるほど鳥に見入ってしまうこともあるので、双眼鏡を使うときは、定期的に呼吸をするのを忘れないでください。(私は、息をするのを忘れて見てしまっていました 笑)


河川敷から見える石鎚山はとても迫力があります。
ハイキングをする気分で、珍しい旅鳥と加茂川沿いの自然を感じることができました。

9月にもこの「加茂川河口旅鳥観察会」が開かれます。
みなさんも普段は会うことができない旅鳥たちにぜひ会いに来てください!
(屋外で2時間ほど活動することになるので、日焼け止め、帽子、タオル、長そで、飲み物の用意があるといいです)

▲目が飛び出ているたくさんのかわいいカニを発見

最後に、今回一緒に参加した岩田さんの感想をどうぞ。

加茂川が日本でも有数の広さを持つ干潟というのは、今回初めて知りました。旅鳥についても干潟についても何も知識がなかったため、楽しめるのか少し不安でした。

しかし、講師の山本さんがひとつひとつ丁寧に解説し、気になることがあればどんな小さなことでも質問に答えてくれました。存分に、旅鳥と加茂川の自然を楽しむことができました。

また、鳥のイラストつきの解説冊子も渡され「あの鳥はこれなんじゃないのかな」と予想しながら観察することが面白かったです。
取材日は快晴で、旅鳥はもちろん加茂川から石鎚まで自然豊かな景色も眺めることができました。鳥だけでなく自然に興味がある人ならとても楽しめると思います。

 

【今回の取材先】
チャレンジプログラム「加茂川河口旅鳥観察会
日時:次回は9月7日(土)
場所:観察会の場所は加茂川右岸河口。集合は、やまだ屋
参加費:大人500円、小人500円(お弁当付き)
定員:20名(予約制)
お問い合わせ・お申し込みは、やまだ屋 TEL090-8284-9734