2021年現在、早稲田大学4年生の中谷雄飛(なかたにゆうひ)さんについて。
早大競争部が誇る絶対的エースであり、大学駅伝でも今年最後となる彼の活躍に期待がかかっています。
そんな中谷雄飛さんですが、卒業後の進路はどうなっていてどこの会社・実業団に就職するのか?
また中谷雄飛さんが陸上をはじめたきっかけや、中学・高校時代の記録やエピソードなどを紹介していきます。
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中谷雄飛の進路・就職先はどこの会社や実業団なの?
早稲田大学の中谷雄飛(なかたにゆうひ)さんは、2021年現在で大学4年生。
大学卒業後の進路先・就職先がどこになるのかか、陸上・駅伝ファンの多くが気になっているところでしょう。
調べたところ、中谷雄飛の具体的な進路先についてはまだ何も情報はありませんでした。
ただ本人も実業団への就職を希望しているでしょうし、何社からかオファーは確実に届いていると思われます。
2020年に開催された日本選手権でも男子10000mでは27分54秒06の自己ベストを更新。
27分台を切ってくるということは、実業団にはいっても十分な活躍が期待できる記録ですよね。
また中谷雄飛さんは、早大陸上部OBの大迫傑さんに強い憧れを抱いており、マラソンにも興味にも興味があるとのこと。
・旭化成
・コニカミノルタ
・トヨタ自動車
・日清食品グループ
・富士通
あたりの強豪実業団が、早大のエースのことを取りたいと思っていてもおかしくはないですよね。
中谷雄飛さんの進路・就職先がどこの会社になったかは、引き続き追っていくので分かり次第、こちらで追記していきます。
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中谷雄飛の出身中学と陸上をはじめたきっかけ
中谷雄飛選手はもともと小さい頃、地元の長野県諏訪郡のスイミングスクールに通って水泳をやっていたもよう。
そして小学校2年生の時に初めてラマソン大会に出場したところ、7位という好成績を残します。
この経験がきっかけとなり陸上の長距離に興味を持ちはじめます。
当初は水泳と同時並行でしたが、母さんと一緒になって毎日走りのトレーニングに明け暮れたとのことです。
そして中谷雄飛選手は中学校に進学したタイミングで水泳を辞め、陸上競技1本になります。
出身中学は下諏訪中学校でもちろん陸上部に所属し、800m・1500mをメインの種目としていました。
中学3年生になった時には部のキャプテンを任され、全国レベルの選手にまで成長。
平成26年開催の全国中学校体育大会(全中)にも出場し、1500mで8位に入りました。
また中谷選手は下諏訪中学での部活だけでなく、駅伝にも挑戦するんですね。
というのも長野県には、「長野県縦断駅伝」という大会があるんです。
この大会でのメインは社会人ですが、中学生・高校生にも区間が用意されています。
そして中学~社会人までが一緒のチームとして走る、駅伝大会になります。
そこで中谷選手は、長野県縦断駅伝で11回の優勝を誇る強豪「全諏訪(オールすわ)」に所属。
駅伝用により距離の長い、3000m・5000mの練習を行っていくのですね。
しかも出雲駅伝や全日本駅伝に出場経験のある社会人のランナーと、一緒にトレーニングすることができる環境。
そして2014年11月開催の長野県縦断駅伝でも中谷選手は3区で出場し、トップに躍り出る好走をみせまました。
中学時代の中谷選手にとってこの全諏訪での経験はかなり大きく、さらにレベルの高い高校に進学するきっかけとなりました。
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中谷雄飛の出身高校とその華々しい活躍ぶりについて!
中谷雄飛(なかたにゆうひ)さんが進学先として選んだのは、高校駅伝の超名門校である佐久長聖高校です。
男子マラソンの元日本記録保持者で、リオ五輪・東京五輪の日本代表の大迫傑さんもこの高校の出身。
その他にも、
・上野裕一郎
・佐藤悠基
・村澤明伸
・平賀翔太
・關颯人
・矢野圭吾
などといったように、大学駅伝・実業団・オリンピックで活躍する選手を多数輩出している学校です。
さらに現役大学選手でいうと、駒澤大学の鈴木芽吹さんの出身高校もこの佐久長聖高校ですね。
そして中谷雄飛さんさんですが、入学した当初は今まで経験したことのないような「トレーニングと、あまりのレベルの高さに面喰います。
さらに高校1年~2年にかけて、走る距離や練習量を増やしたことによって、貧血やシンスプリント(すねの骨部分にある軟骨の炎症)に悩まされることとなります。
これらコンディションの悪化により思うように走れず、実際に高校1年生の時に出場した全国高校駅伝では、19位という結果に終わります。
ですが中谷さんはそこで腐ることなく、顧問の高見澤勝監督や市村コーチと二人三脚でこれらの症状を克服します。
そして高校2年生の中ごろから、一気に才能が開花。
まずクロスカントリーではジュニアの部8kmにおいて、2年・3年時に連続で日本一
また2017年の全国高校陸上の5000mでは、13分台を切り留学生以外では日本人トップとなります。
さらに全国高校駅伝では2年時に3区で3位、3年時はエースとして花の1区を任されて区間賞を樹立し、佐久長聖高校も全国制覇を果たします。
このように2017年~2018年にかけて、中谷雄飛さんが同世代の日本人には無敗という凄まじい活躍ぶり。
1つ下ですが、今現在の大学No.1ランナーとして有名な駒澤大学の田澤廉選手も、「当時の中谷選手は本当にすごかった」と述べています。
そんな感じで中谷さんの高校時代は「世代最強ランナー」の名前を欲しいままにし、「最強ルーキー」として早稲田大学の門を叩くのです。
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中谷雄飛に関するこのページのまとめ
以上、中谷雄飛(なかたにゆうひ)選手に関する詳細情報を取り上げてきました。
最後にまとめとして、簡単ながらこのページにある内容を振り返っていきましょう。
まず中谷選手が大学を卒業してからの進路・就職先ですが、まだどこの会社というのは発表されておらず不明です。
ただし10000mでは27分を切り、早大の絶対的エースなわけなのでどこかしらの実業団からのオファーは届くでしょうね。
次に中谷選手の出身中学は、地元長野県の「下諏訪中学校」ですね。
中学進学してからは陸上1本に絞り、全国大会に出場。
また部活以外でも、「全諏訪」に所属して「長野県縦断駅伝」に中学生として参加して見事な走りをみせました。
そして高校は、陸上で全国レベルの名門校である「佐久長聖高校」に進学。
高校1年時~2年時にかけては、貧血や怪我などに苦しむ時期もありましたが日々のトレーニングでそれを乗り越えます。
そして高校2年生になってからは、
・クロスカントリージュニアの部で2連覇
・5000mでは13分代
・全国高校駅伝で区間記録を達成
・留学生以外の同期日本人には負けなし
などといったように、長距離種目において無類の強さを誇りました。
そして早稲田大学の4年生となった今年、学生生活最後の陸上シーズンが開幕です。
ここでどのような走りを見ることができるのか、中谷雄飛選手から目が離せませんね。