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森ひかるの出身は足立区で中学・高校・大学は?双子の兄・両親と経歴も紹介


2021年に開催される東京オリンピックにて、史上初の金メダルが期待されている森ひかるさん。

お茶目で笑顔がとてもかわいく、天真爛漫な感じの性格で多くのファンを惹きつけていますね。

このページではそんな森ひかるさんの出身地や、中学・高校・大学でのエピソードや輝かしい経歴を紹介。

併せて、双子の兄など森ひかるさんの家族構成についても取り上げていきます。

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森ひかるの出身地はどこ?足立区なの?

まずは森ひかるさんの出身地と、トランポリンをはじめたきっかけについてみていきましょう。

出身地は東京都足立区です。

ですが高校は石川県の学校に入ったことで、「出身地はどこ?」と疑問に思う人が多いようです。

理由は後述しますが、森ひかるさんは生まれも育ちも足立区なのは間違いありません。

ではトランポリンをはじめる、きっかけは何なのでしょう?

お世辞にもトランポリンはメジャー競技ではないので、気になる部分ですよね。

これは森ひかるさんが4歳の頃、地元・足立区にあるスーパー「イトーヨーカドー」に家族で行った時こと。

屋上に200円で7分間遊ぶことのできる、巨大なトランポリンの遊具があったのですね。

昔は結構あったので、同じように遊んだ経験がある方も多いはず。

そして森ひかるさんは、自由に飛び跳ねできるトランポリンにすっかりハマります。

スーパーから帰ってから、母親にことあるごとに「今度はいつ行けるの?」と尋ねるぐらいだったそうです。

そんな経験があったので、すぐに足立区の「江北地域学習センター」内の体育館で開かれていた、「江北なかよしトランポリンクラブ」に入会します。

これは1週間に1回・土曜日だけ開催されていた、トランポリン教室のようなものでしょう。

森ひかるさんはこの最初に入った「江北なかよしトランポリンクラブ」で、重要な飛び方の基礎をしっかりと教わったようですね。

そしてやはり才能があったのか、5歳の時に大会で優勝するなど習い始めてからすぐ結果を出したのです。

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森ひかるの中学・高校・大学でのトランポリンの経歴

上では森ひかるさんの出身地と、なぜトランポリンをするようになったのかを解説しました。

では次に森ひかる選手がどんな道を辿って、オリンピック出場に至ったのか?

学歴やこれまでの主な経歴などを紹介していきます。

森ひかるの扇小学校時代

まず森ひかるさんは地元の足立区立扇小学校に入学します。

もちろんこの時も「江北なかよしトランポリンクラブ」に通っていました。

ですがこの教室は図書館の上にある体育館で、競技に必要な宙返りをすることができない環境だったんですね。

なので小学校1年生の時に、同地区にある「フリーエアースポーツクラブ」へと移籍したのです。

この「フリーエアースポーツクラブ」は、トランポリンの国際大会へ出場する多くの選手を輩出している名門です。

このクラブに入ったことで、森ひかるさんの本格的な競技生活がスタートしました。

そして2008年に開催された、「第36回全日本ジュニアトランポリン競技選手権大会」の個人競技-小学生低学年女子の部で優勝し、初の日本一となります。

さらに2011年に行われた、世界選手権の「11~12歳の部」でも優勝。

年齢制限があるとはいえ、ジュニア大会で世界一に輝きます。

そして森ひかるさんの小学生の頃の作文には、「オリンピックで優勝する」と力強い言葉が書かれていたそうです。

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森ひかるの江北中学校時代

森ひかるさんは中学校も実家近くにある、「足立区立江北中学校」に進学。(現在は統合されて「江北桜中学校」)

もちろんこのときも中学に通学しながら、「フリーエアースポーツクラブ」でトレーニングの日々です。

そしてこの時に、今の森ひかるさんの代名詞「トリフィス」という大技を習得したのです。

このトリフィスというのは、3回転宙返り2分の1ひねりというもので、空中でタック(抱え込み)とパイク(伸身)という、2種類の技を繰り出す難易度の高い技。

女子選手でこのトリフィスができるのは数えるほどしかおらず、ましてや中学生が実践で使うなんて異次元なレベル。

ですが森ひかるさんは、練習の合間に遊び半分でチャレンジしてみたら、なんとなく「できるかも」と思ったそう。

それからは怪我しないよう、上から体を吊り上げる補助器具を使いながら練習し、少しずつものにしたとのこと。

そして迎えた2013年12月、「全日本トランポリン選手権」。

森ひかる選手はトリフィスを駆使して、中学2年生・14歳という年齢で優勝してしまいます!

この全日本選手権は年齢制限のない大会であり、史上最年少での優勝となりました。

またこの大会は、2016年リオデジャネイロ五輪の選考試合ともなっていました。

通常ならリオ五輪に出場となりますが、トランポリンには18歳未満は出場できないという年齢制限があるんですね。

なのでこの時点で、目標を東京五輪に切り替えます。

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森ひかるの新田高校時代・金沢学院高校時代

森ひかるさんは高校も地元にある、「東京都立足立新田高等学校」に進学します。

ですが1年生の時に出場した高校選手権にて、致命的なミスを連発。

そんなことがあり「今の環境で満足していてはダメ」と考え、出身地である足立区から離れる決意をします。

具体的には、「トランポリン王国」と呼ばれ、日本で一番トランポリンが盛んな石川県の金沢市に引越しすること。

そして高校1年生の秋に、全国的なトランポリンの名門「金沢学院高等学」に転入したのです。

家から体育館まですぐ行ける距離、最新の設備、金沢学院の大学生とも一緒にトレーニングできるという最高の環境。

またシドニー五輪で6位に入賞した、丸山祥子さんの指導を受けられる点も大きかったでしょう。

そして金沢学院高校に入ってからの高校選手権では、2年連続の3冠達成。(個人、団体、シンクロナイズド)

さらに高校3年生時に、ブルガリアのソフィアで開催された「世界トランポリン競技選手権」に出場。

また同じ金沢学院高校の高木裕美選手とペアを組んだシンクロナイズドでは、48.600点という高得点を叩き出します。

結果、日本女子トランポリン史上初の銀メダルを獲得。

森ひかるさんにとって、地元を離れて高校に転入することは人生で最大の決断だったと思いますが、それは大成功の結果に終わりました。

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森ひかるの金沢学院大学時代(現在に至る)

大学はそのまま「金沢学院大学」に内部進学し、今は大学4年生。(2021年現在)

ちなみに学科はスポーツ心理学や栄養学を学ぶことのできる、「人間健康学部スポーツ健康学科」とのこと。

そして森ひかる選手の、トランポリンでの輝かしい実績はさらに光を増し、

・2018年アジア大会(インド・ジャカルタ)で個人銀メダル

・2018年世界選手権(ロシア・サンクトペテルブルグ)ではシンクロナイズドで金メダル、個人で5位入賞

・2019年世界選手権で(東京・有明)団体、個人でダブル金メダル

というとんでもない結果を叩き出します。

特に2019年の世界選手権での結果は、トランポリン競技における日本勢としては、男女を通じて歴史上初の快挙なんですね!

これによって、森ひかるさんは東京五輪への出場選手に決定。

世界情勢の悪化によって、残念ながらオリンピックの延期がありました。

ですが、2021年5月に行われたトランポリンW杯(イタリア・ブレッシア)でも、森ひかる選手は個人優勝と絶好調。

名実ともに世界一のトランポリン選手として、オリンピックでの金メダルが期待されています。

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森ひかるの家族構成を紹介!

次に、森ひかるさんの家族構成についてみていきましょう。

森一家は、

・父親(森博之)
・母親(森美香)
・双子の兄(森晴太郎、森輝太郎)
・森ひかる

という5人家族で、森ひかるさんは末っ子になります。

それでは、順番にみていきましょう。

一緒に石川県へ移住した森ひかるの母親

まず森ひかるさんが現在のトランポリン女王の地位を獲得できた理由は、母親の森美香さんによるところが非常に大きいです。

まず画像をみれば一目瞭然ですが、顔がめちゃくちゃ似てる!

親子の仲も本当に良く、お母さんのことを「みかちゃん」と名前+ちゃん付けで呼んでいるとか。

そしてイトーヨーカドーのエピソードは上で書いていますが、そもそも最初にトランポリンに触れさせたのがこの母親です。

なんでも森美香さん自体トランポリンが大好きで、「ママさんトランポリン教室」に通ってたぐらい。

つまり自分が好きなことを娘にやらせてみたら、世界ナンバーワン選手になったということですね。

森ひかるさんが大会でミスをし不本意に終わった時は、一緒に親子で号泣したそうです。

そして高校時代、石川県に移住する後押しをしたのもこのお母さん。

「娘を1人で行かせない!」として、一緒に足立区の自宅を離れて石川県に住み、生活全般の面倒をみるのです。

一流のアスリートでありながら、高校生という難しい年代の森ひかるさんにとって、この上ないフォローではないでしょうか。

このような母親の献身性がなければ、オリンピックに届くまでの選手にはなっていなかったと思われます。

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森ひかるの双子の兄は同じトランポリン選手!

森ひかるさんには、森晴太郎さん・森輝太郎さんという4歳年上の双子の兄が2人います。

兄妹ともに、爽やかでかわいい系のイケメンですね。

この兄2人も一番最初に基礎を学んだ、「江北なかよしトランポリンクラブ」に通っていました。

森ひかるさんはお兄さんの後を追いかけるようにして、トランポリンの世界に足を踏み入れたわけですね。

子供の頃は体格差が大きので、4歳離れた兄2人のレベルの高さに負けないよう、努力を積み重ねたとか。

その後、次男の森輝太郎さんの方は競技を辞めてしまったとのこと。

ただ長男の森晴太郎さんの方は、妹と同じ「フリーエアースポーツクラブ」に所属して、学生時代には全国大会で優勝。

日本のジュニア強化選手にまで選ばれたことのある、かなりの実力者だったようですね。

兄妹揃ってのオリンピック出場というわけにはいきませんでしたが、この双子の兄たちも今の森ひかるさんの形成に大きく関わっていますね。

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仕事をしながら家事をこなす森ひかるの父親

最後に森ひかるさんの父親ですが、森博之といいます。

この写真は娘からネクタイのプレゼントを貰った時の一枚だそうですね。

見た感じ、お茶目で愛嬌のある可愛らしいお父さんですね。

森博之さんについて詳細を調べましたが、東京で仕事をするサラリーマンという情報しか出てきませんでした。

ただやはり双子の息子と娘の3人にトランポリンを習わせ、立派に育て上げたのは間違いなくこの父親です。

しかも、森ひかるさんと母親の森美香さんは現在も石川県に移住したまま。

お父さんと息子2人は東京都足立区に残される形となり、家事全般はこの森博之さんが行っていたとのこと。

男手ひとつで働きながら家事をこなすのは、相当大変だったと推測します。

森ひかるさんが地元を離れて6年以上の月日が流れましたが、一家の大黒柱・縁の下の力持ちの役割を今も果たしているのです。

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森ひかるに関するまとめ

以上、森ひかるさんに関する詳細場をピックアップしてきました。

競技を始めるきっかけとなったのは、出身地である足立区のスーパーの屋上にあったトランポリン遊具だったとのこと。

その後はトランポリン教室に通い、小学生時代から頭角を現します。

中学時代には全日本選手権で優勝し、高校時代には足立区を離れて石川県金沢市へ。

さらにトランポリン一筋にトレーニングに打ち込み、2018年・2019年では世界選手権で優勝という快挙を成し遂げます。

これらの活躍によって、東京五輪のトランポリン競技の日本代表選手に内定。

金メダルの最有力候補として一心に期待を背負っています。

また家族構成は、父親の森博之さん、母親の森美香さん、双子の兄の森晴太郎さんと森輝太郎さんの5人家族です。

娘と一緒に金沢に引越して生活を共にする母親の森美香さんはもちろん、一家で森ひかるさんの夢舞台での活躍を応援しています。

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